- 2004年4月 9日 16:00
- npo:市民活動とNPO
昨日からオカサカのケータイ電話が鳴り止まない。パソコンに来るべきメールをケータイに転送しているからだ。そういうわけで日頃結構鳴っているが、今日はいつになくうるさい。原因を作っているメールの内訳はシゴト:30%、サーバのエラーメッセージ:30%、ウイルスメール:10%で残りの20%余りが例のイラク日本人拘束の関連メールだ。内容は要約するとこうだ「人命をまもるために日本政府はイラクから自衛隊を撤退させてほしい。時間がない、そうなるようにアクションを起こそう」。それに続いて高遠さん、郡山さん、今井さんのメールやHPなどのメッセージの引用が続く。とくに18歳の今井さんへの注目は大きい。
さて本題だ。この一連のメール、正直に言うとコレをいいネタにして撤退の抗議をしているケースが多い。その抗議は正しいし、議論はきちんとするべきだ。ただ、それと今回の事件は「分離」するべきだ。あの騒動はタダの誘拐事件だ。日本の警察が動くあの誘拐事件と何もかわらない。誘拐された場所がたまたまイラクのご町内で、誘拐したのがたまたまイラク人で、誘拐されたのがたまたま日本人で、そのなかにたまたま18歳の少年(?)がいたのだ。誘拐しているのを単純に解放させる/救出する/交渉するしか方法がないのだ。それと自衛隊を撤退させるのは別の問題として解決するべきだし、そういうものに便乗して派遣反対抗議をしていると、自作自演だとも言われかねない。それはまずい。一連のセンスのない柄の悪いアプローチもどうかと思う。僕らのセクタの人間はもっと具体的に言うべきことがあるし、これからも何十年何百年と日本の政治を間接的に確実に動かしていく義務がある。
引用じゃないけどblockquote
アメリカを柱とする軍隊が地元の住民さんに発砲しているのが犯罪だとあなた方が言うのなら、誘拐事件をイラクのご町内でおこしている犯罪者の「言うことをきこう」なんてアプローチはしないはずだ。
あなた方はイラクのご町内の住民の味方なんだから。
オカサカ個人は自衛隊派遣については「NGOと抱き合わせにすれば」という条件付で実は賛成だ。だから今の自衛隊だけの派遣についてはギモンな状態ではある。あれじゃだめだ。このエントリーを書いていて自衛隊上がりのうちの親父がある日戦争についてこうコメントしたことを思い出した。「戦争をしてはいけないのは、人の命が失われるからじゃないんだ。弾が飛んできて打たれたら俺は痛いし、地雷を踏んで足が飛んだらもっと痛いし生活に困る。死んだら周りの気力がなくなって何十人という人に迷惑をかけるだろ。だからだめなんだ。あれは。」
---19:03分追記
そうだ言うべきは行動すべきはこういうことなんだよね。
asahi.com--「3人は敵でないと伝えよう」市民ら次々と行動
イラク戦争中に「人間の盾」活動に参加した木村公一牧師らは「自衛隊が市民の活動を危機に陥れている。政府が犯人側と交渉しないなら、民間でやる」と提案している。
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