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ニートはこうしてつくられる?

今日は一日、市民活動センターの当番をする。大きな公園の隅にある立地と、夏休みという時節柄、この施設にはなぜか小中学生がたくさんやってくる。市民活動とはもともと子供とはちょっと縁のない世界なので、スタッフ一同この子どもの扱いをどうしようかずいぶん悩んだが、結局子どもにボランティア・スピリットを教える何か仕組みをつくろうということで落ち着いた。早速今日からそれを「ミニボラ・ポイントカード」という形で実行に移した。このカードは子どもが何かいいことをするとスタンプを押し、それが10個たまるとちょっとしたプレゼントをあげるというモノだ。「モノを結局あげるのはボランティアではない」という意見もあると思うが、まあまあその辺は…ということで(笑)。
この仕組みはいってみれば、ルールを決めて労働をするひとつの構造である。今日も子どもらは随分いろんな仕事を求めては、それをこなしていった。プレゼントが目当てなのか単純に作業がおもしろいのかよくわからないが、かなり貪欲に作業をしていく。一方で量が多かったり作業が複雑な「めんどくさい」ものに対してはすぐにギブアップする。「めんどくさーい、やーめた」という風に…。でも総じてよくやってくれた。

話は変わるが、学校の成績をあげるには「お手伝いをさせること」という説がある。これは「学習は楽しいものではない。問題は学習という苦痛に対して長期間耐えられるかどうかだ」という考えに基づいていて、忍耐力があるかないかで習熟度に違いが出てくるためだ。苦痛に耐えるという意味ではお手伝いも同じである。この「ちょっとした苦痛に耐える」ということができないと進学もできないし、就職もできない、できたとしてもその後の職場に順応できないことになる。
子どもを学校に出し、塾に通わせ、一見いいように見えるかもしれないが、実は面倒くさいことをうまくすり抜けてきてしまったのではないだろうか?もしそうだとすると大人になって本当に面倒くさいものに出くわして足踏みするのも不思議ではないかなぁ?という気がする。どうかこの子どもたちがグレたり、ニートになったりしませんように…。

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