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町内会は「糠床(ぬかどこ)」?

喫茶店で嫁と珈琲を飲みながらある町内会の防災訓練の話をしていたら「町内会って糠床みたいなものかもしれない」という話になった。つまり自身では勝手にかきまざらないが、かきまぜないとダメになってしまう、という意味だ。確かにそうかもしれない。

NPOやボランティア関連の人が使う単語に「巻き込む」というのがある。これはその活動に対してボランティアさんや当事者、あるいはその周辺の人たちを問題に対して介入させることをいう。町内会は普段活動で通常精一杯なため、それだけをこなすことで安定しようとする。その安定をそのままにしておくと形がい化_となる。

そういえば糠床ってかきまぜないと腐るんだっけ?しかも1日1回か、かき混ぜるのは。毎日かき混ぜないと腐る。かき混ぜればずっと何十年もいい糠漬けができる。それって古臭い言い方かもしれないけどいいたとえだと思う。問題は「かき混ぜる手」。現実には何に当たるのか...だ。

災害そのものが「手」になる可能性もないことはない。でもそれって糠床どころか容器まで壊してしまう。災害の何が怖いのかと言うと、建物被害はもちろんだけど、その町の問題があからさまにカオを出してくること。隠れていた問題が顕在化してしまうこと。そのためにいがまなくてもいい人たちがいがみ合ったり、巻き込まれなくてもいい人たちが巻き込まれたりする。そう考えると災害は「かき混ぜる手」ではないか。

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